FM熱海湯河原 ■日向氏とタウト氏の出会い ■蕎麦処「多賀」とのつながり ■旧日向別邸
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H18. 3.18.SAT 放送   建築家ブルーノ・タウト熱海の軌跡をたどる 〜  旧日向別邸
     蕎麦処 多賀  〜
ドイツの建築家「ブルーノ・タウト」。ナチスから逃れて日本を訪れる。
日本の伝統建築や芸術の美しさに心を打たれた彼が手がけた日本で唯一現存する住宅「日向利兵衛」の別邸。
そして熱海市多賀の蕎麦処「多賀」で保管されているテーブルとイスの設計をしたと聞き、
ブルーノ・タウトの熱海での軌跡を辿るべく伺ってきました。
昭和 8年  ブルーノ・タウト来日
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 昭和10年  ブルーノ・タウトと日向利兵衛の出会い
依頼のきっかけとなったスタンド
貿易で財を成した日向利兵衛は熱海の温泉分譲地に別邸を建築することにした。

日向氏は東京銀座ミラテス(現在で言うショッピングセンター)でタウト氏が造った電気行灯を購入し、そのデザインを気に入った日向氏と在日していたタウト氏は外務省外交官柳澤健氏を通じて出会います。
 日向氏は別邸を建築するにあたり、木造2階建の上屋を東京銀座の和光、上野の東京国立博物館の設計で知られていた渡辺仁氏に依頼しており、土留めのかわりに鉄筋コンクリート造の地下室を造って屋上に庭園を造り、地下室の改修設計をタウト氏に依頼をしました。
←支柱が竹の行灯
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 昭和10年  タウト氏が設計したテーブルとイス(蕎麦処多賀)
 ブルーノ・タウトは日向利兵衛の別邸の地下改修工事の設計を請け負っている間、昭和10年の4月から9月までの数回、上多賀を訪れました。
 蕎麦処「多賀」の店舗家屋は、元々静岡県田方郡函南町軽井沢で江戸末期の豪商であった大井五左エ門の建物を、日向利衛の別邸として使用する為に移築した家屋で築200年を越します。ブルーノ・タウトは移築後テーブルとイスの設計をしました。
写真はブルーノ・タウトが設計したテーブルとイス→
運が良ければ見れるかも。(常時展示しておりません)   
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 昭和11年  タウトが日本に残した建築物の中で唯一現存する旧日向別邸
タウトが改修設計した地下室は70年後の現在も雨漏りせずに大切に残されています。ボランティアスタッフの宇田川本子さんに詳しくご説明いただきました。
こちらからが設計された地下の離れです
アーチ型開口部。階段から降りた踊り場に採光と風通しを考えた竹格子(堅格子)。 棕櫚で竹を吊るしています。棕櫚の中にはワイヤーが入っており、当時のままの状態で保存されている。 コートかけと、ビリヤードのキュー立て。ドイツ人らしく、しっかりとした造りで、社交室だった広間にはビリヤード台もあった。
回り階段と真竹で作られた手摺り。「m」型に曲げられた真竹は桂離宮の桂垣が思い浮かぶ。 竹の部屋(写真奥)の床は楢材を使った寄木風仕上げで造られました。 竹の部屋。壁は隙間の無いように細竹を交互にして壁を作っている。葦戸には萩を使用している。
すす竹に、竹の鎖で裸電球を吊るしている。竹の鎖の中には電気コードが通っている。波打ったように並んでいる電球は「京都の夜店の灯」をイメージしたと言われている。 レモンイエローの漆喰の壁。構造柱を桐で覆い、腰壁にも桐を使用している。腰壁の高さは、イスが漆喰の壁に当たっても壁を傷めない高さに作られている。 タウトが設計したイスとテーブル。イスは6脚程重ねて保管が出来るように設計され、テーブルは3つに分解する事も可能である。丸い天板はお盆のように見える。
ワインレッドな色が印象的な上段。群馬県高崎の生太織の裏に和紙を裏打ちし、貼り付けた。またこの赤色は輸入された着色で、原料はメキシコのコチニールという虫が原料になっているらしい。 洋間は上段と下段に別れており、特別なお客様をもてなす為のスペースとして、上段は使用された。色違いで一段一段高さの違う階段は、奥行きを表現する為である。 ワインレッドと対照的な白色のフリーズは屏風風の絵画を飾れるようにしたもの。天井は奥に行くほど高くなり、埋め込み式の照明がフリーズを照らす間接照明の役目をしている。
窓の外には相模湾が広がり、正面に初島や大島を望むことができる。景色を一つの絵画として見せる為に造られた。 当時では珍しい折り畳み式のガラス戸。金具や取っ手は輸入したものを使用(現在は日本製の金具に交換されている)。 洋間と和室を区切る筬欄間。縦の桟が細かいのが特徴で、格式高いものと言われている。
日本間の上段。ウグイス色の土壁に鳥の子紙の腰張りが映える。鳥の子紙は上質な和紙で、襖にも使用されている。また左手奥の入口から四畳半の日本間につながっている。 べんがら色の上に艶消しの漆を塗った柱や、拭いぶきされた階段。升席のように出っ張った所は帳場が欲しいという、日向氏からの要望で造られた。 地下の一番奥はベランダとして使用された。しとみ戸は現在のブラインドの役目をしており、天井の金具に掛けられるようになっている。
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 現  在  蕎麦処「多賀」を食す
ラウト氏が設計した家具を保管しているという蕎麦処「多賀」さんで、せいろ蕎麦をいただきました。
蕎麦処「多賀」
国道135号線から少し入った場所にある、蕎麦処「多賀」。
茨城県の契約農家で栽培した蕎麦の実を、その日に必要な量のみ製粉し、お客様にお出ししています。
蕎麦処「多賀」 http://www.tagasoba.com/
住      所: 静岡県熱海市上多賀798
電      話: 0557-68-1012
営業時間: 11:00〜16:00(ラストオーダー15:50)
定 休 日: 毎週木曜日
駐 車 場: 無料20台
●今回頂いたメニュー。他にも小川陽子さんのお薦めは 蕎麦しるこ だそうです。
せいろ蕎麦 かまぼこ だし巻き玉子 さつま揚げ ごま豆腐
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■ ラジオメイキング ★メイキングムービーを見る ★放送ラジオを聴く
熱海市の有形文化財を取材という訳でちょっと緊張する二人。(旧日向別邸)
館内を案内して頂いた宇田川本子さんと一緒に記念撮影。宇田川さんはラジオにも月1回出演中。
「渡辺仁」氏が設計した、木造二階建ての上屋。梅の木は当時のまま。
庭園の下はコンクリートの地下室なのに、梅の木が育って花を咲かしていました。(旧日向別邸)
この庭の下に見える地下室を、タウトが設計しました。
蕎麦処「多賀」で、タウトが設計したテーブルに座って記念撮影。
蕎麦処「多賀」の築200年以上の家屋(左)。せいろ蕎麦を頂き、ご満悦の二人。
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■ 物件情報 番組の最後に今回初登場の村上取締役次長がご紹介しています
3/18(土)放送
物件紹介を聞く
海、初島、花火を一望でき、ゆったりとした造りで、
ガーデニング、ウッドデッキのある明るい建物です。
熱海
1880万円
売却済
戸建
土地 132.48 m2
建物 82
2LDK
H15年7月築
3/25(土)放送
熱海駅から歩いて9分の立地あるリゾートマンションで、
目の前で打ちあがる花火は圧巻です。
熱海
3300万円
売却済
マンション
専有面積 69.10
バルコニー 22.01
2LDK
H14年9月築


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